困難をいかに、おもしろがれるか

こんばんは。

久しぶりの投稿だなあと思いつつ、筆を書き進めます。

中学生の教え子たちは今過去問対策に必死になって立ち向かっています。ヒステリックなモチベーションの上げ方ばかり紹介されていたので、実体験を踏まえて「いかに、困難を面白がれるか」についてお話します。

・困難 の定義について

・おもしろがる。の定義について

・どんな気持ちで立ち向かえばいいのか。

まず、困難。

困難:やり遂げることが難しい物事@Oxfordlanguage 改訳

いま、目の前にある困難とは?

入試に受かること

そのためには、入試で高得点をとらなければならない。

そのためには、内申点がある程度高くなければならない

そのためには、基礎がしっかり身についてなければならない。

ゲームで例えると、

Lv100のポケモンに対して、lv10~30程度、高くて50程度のモンスターが挑んでいる状態。

こんな時、みんなならどうする?

ポケモンだったら、経験値を稼ぎに草むらを走り、レベルを少しづつ挙げるのではないだろうか。

ソーシャルゲームならば、経験値の材料とお金を放り込んで、一気にマックスのレベルまで上げて、覚醒して、また経験値の材料とお金をほうりこむのではないだろうか

そう、みんなはまだ、経験値もお金も放り込まれていないモンスターたちなのである。

そして、お金は親が払ってくれた塾代。

経験値はここで書いた量、解いた問題の量だと思ってくれたらいい。

今振り返ってみよう。

自分はこの塾でどれくらい草むらを走り回った?

1年生から今まで、どれくらい真面目に目のまえのポッポを倒して、経験値を稼ぎ、ジムリーダーに立ち向かった?(ジムリーダー=定期テスト)

ここを、ないがしろにしていると、改めて草むらを走る羽目になってしまうし、ジムリーダーにも挑戦しないと次のバッチをもらえる権利も、入試であるポケモンリーグに挑戦する権利も得られない。

ただ、びっくりすることに、ポケモンにおける困難は、割と楽に超えられるのではないだろうか。

また、ソーシャルゲームだと、個々の感覚はもっと楽なのではないか。

現実は、想像の10倍は時間がかかる。

だけど、目の前のできなかったことをできるようにすること。

大きな目標に向かって計画を立てて、殿堂入りを目指すこと。

この過程は、ゲームと同じである。

違うのは、達成しやすいかそうでないか。

そう、我々は人生というゲームのプレイヤーなのである。

そして、そこでのレベルアップ方法はほかのゲームと違って分からないし、攻略法もよくわからない動画が散らばっているばかりで、シナリオもない。オープンワールドの世界である。

gameの中の人生ではなく、現実のゲームを進めてみよう。

そんな気概で、学習に取り組んで、まちがった問題は炎タイプのポケモンに草タイプの攻撃を使ってやられたとか、そんなミスの繰り返しである。

なぜ負けちゃったのか。を考えて、大きな目標に、小さいながらも突き進み続ける。

そんな、人生を面白がれる人になってみてほしいと僕は考える。

ちなみに、面白がる本質は、課題解決、問題が起きたときにテンションが上がる性格になっているかどうかである。

また、むずいのあらわれたよ!って笑い飛ばしながら、逃げずに進める人が、面白がる力なのではないか。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です